包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

重篤な事故発生!未承認の注入剤にご注意を!

2016/06/15 未分類

「プチ整形」という言葉は、皆さん、どこかで聞いたことが有ると思います。 メスを使わずに、注射だけで気軽にできるということから、女性にも人気の治療です。 しかし、その「プチ整形」が原因で、大きなトラブルが起きています。 6月11日に朝日新聞デジタルに、そんなトラブルに関するニュースが掲載されました。 ニュースによると、プチ整形の治療後に「ふらつき」と「右目の異常」を訴え、近畿地方の20代女性が病院に搬送されたとのこと。 その翌日から、女性の顔は右眉から鼻にかけての皮膚が壊死(えし)してしまい、その後の治療の甲斐なく、右目の視力まで失ってしまったそうです。 検査の結果、今回の事故は鼻を高くする為に使われた“未承認の充?剤(フィラー)”が原因だったことが判明しました。 この女性は、鼻を高くするために美容クリニックで鼻の付け根にフィラーを注射された直後に身体の異常を訴えました。 この時に使われたのは、歯の主成分と同じハイドロキシアパタイトの微細な粒を含んだジェル状の注入剤でした。 専門家によれば、この粒子が、顔にある細い血管に入り込んで詰まらせてしまったことで、皮膚の壊死や失明といった重篤な症状を引き起こしたと考えられるとのことです。 この充填剤(フィラー)は、美容整形では良く使われる“ヒアルロン酸”よりも吸収されにくく、長持ちしやすいとして、数年前から使われ始めたもの。 勿論、日本では未承認の注入剤でした。 しかし、このような事件が起きてもなお、多くの美容外科で使われているといいます。 このような注入剤を含めて、未承認でも医師の責任と患者の了承のもとで治療に使うことが可能な注入剤が多くあります。 そして、未承認の注入剤は男性の亀頭増大やペニスを太くするという治療にも使われています。 今回は女性の顔に影響が出たケースで、大変お気の毒なことですが、しかし、男性にも同じ事が起こらないとは言えません。 例えばアクアミド等、「身体に吸収されないので一度の治療で効果が永久に続きます」といわれる注入剤があります。 宣伝では効果的に聞こえますが、安易に注入剤の選択をした結果、ペニスが壊死してしまうという危険性も否定できません。 特に、陰茎には細い血管が多く流れていますので、安全性を重視して、当院では陰茎への注入は行いません。 以前より、当院のホームページでも説明していますが、現時点で日本の厚生労働省の認可を受けている注入剤は、“コラーゲン”のみです。 当院では、コラーゲンの治験を行ってきた経験から、コラーゲンの有効性、安全性に自信を持って治療を行なっています。 記事監修 新宿形成外科院長:岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

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