包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

■□ 「仮性包茎」の手術は、本当にするべきなのか

2019/10/17 包茎

 当院へのお問い合わせの中でも、比較的多いお問い合わせが「包茎手術」についてです。 ただ、意外に思う方もいらっしゃるでしょうが、「包茎」については、意外と良く知らなかったり、誤解していたりする方も多いのです。 ペニスの状態を他人と比べる方も、なかなか少ないので、女性はもとより、男性でも自分自身のペニスに関しては、普通なのかどうなのかと悩む方も多いようです。

 まず「包茎」とはどのような状態を言うのでしょうか。 簡単に言うと、「包茎」とは「ペニスの先端部である“亀頭”を包皮が包み込んでいて外に出せない状態」を指します。 「包茎」には大きく分けて「真性包茎」、「カントン型包茎」、「仮性包茎」と三つの状態があります。 それぞれの状態についての詳しい事は、当院の「包茎手術」のページ https://www.s-keisei.jp/houkei/index.html をお読みください。 三つの包茎のうち「真性包茎」と「カントン型包茎」は、性行為に支障がありますので、包茎手術を受けるべきです。

 しかし、赤ちゃんや乳幼児のおチンチンを見てもわかるように、始めのうちは誰でも真性包茎です。 通常は身体の成長とともに亀頭も成長し、包皮の出口が広がってきて、自然と亀頭が外に出やすくなってきます。 小学生の頃などの、あまりに年齢が若いうちに包茎手術を考える必要はなく、この時期は、自分で剥きグセをつける様に心掛ければ十分でしょう。 さて、当院で最も相談が多いのが「仮性包茎」に対する包茎手術についてです。 テレビCMなどで『仮性包茎はカッコ悪い。女の子にもモテない』というイメージが定着したため、包茎手術を希望する方が増えましたが、 日本人の成人男性の場合、およそ6割が「仮性包茎」だと言われており、実は「仮性包茎」は多数派なのです。

 「仮性包茎」は、他の包茎とは違い、性行為には支障が無いのが普通です。 もともと、亀頭の皮膚は弱いので、通常時の包皮はそれを守る役目を持っています。 性行為の際、勃起時に亀頭が外に出せるなら問題はありませんので、当院では「仮性包茎」の包茎手術は、強くお勧めはしません。 ただし「仮性包茎」でも、包茎手術を受けたほうが良いケースも存在します。 それは次のような場合です。
(1)体型や体質により包皮内に汚れや垢が溜まりやすく、雑菌などが繁殖して臭いが出るなど、清潔を保てない場合。
(2)包皮に毛が巻き込まれて、亀頭や包皮が切れて傷ついてしまう場合。
(3)(1)と(2)が原因で、亀頭や包皮に慢性的な炎症が起きてしまう場合。
(4)包皮の余りが多すぎて、性行為の際にコンドームがずれたり取れてしまうなど、セックスに影響がある場合。

 その他、やはり見た目の改善をしたいと、ご本人が包茎手術を強く望む場合は、院長からメリットやデメリットの十分なインフォームドコンセントを実施した後、手術を行う場合もあります。 いわば、美容整形の手術と同様に、コンプレックスが解消される事で精神的な満足が得られるケースと言えます。 また「仮性包茎」の場合には、包茎手術を受けなくとも、「長径術」や「亀頭増大術」など、他の治療で症状を改善できる場合もあります。

 当院の「長茎術」や「コラーゲン注入による亀頭増大術」、「包茎手術」では、長年培った実績をもとに、ご相談の患者さんの理想に近づけるための治療をご提供できます。 「長茎術」、「亀頭増大術」、「包茎」については初めて手術を受けようとお考えの方の初診・ご相談は無料で行なっておりますので、まずはお電話でお問い合わせ下さい。 

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