満足のいく性行為をするために、陰茎を勃起させ、なおかつその状態を持続することができなくなることをいいます。
ペニスも身体の他の部位と同じで、20歳ごろをピークにしだいに機能が衰え始めます。
生真面目な人や心配性の人ほど衰える度合いが激しく、20代や30代でED(インポテンス)の症状に悩む人も珍しくありません。
■ 勃起のメカニズム
人間のペニスは、スポンジ状の陰茎海綿体から出来ています。
性的な刺激があると、
血液は常に動脈から静脈へと流れていますが、海綿体が膨張し硬くなった分、静脈が圧迫されて血管が狭くなり、血液の流出が妨げられ、勃起状態が維持されます。
■「器質性」
ペニスの奇形、男性ホルモンの不足(老化による分泌の衰え)、外傷による勃起神経の支障、ペニスへの血流不足、脳や脊髄の障害、薬の副作用などが原因となるものです。また、病気の影響としては、糖尿病や動脈硬化、アルコール依存症、うつ病なども原因となります。
■「機能性」
心因性によるもので、ED(インポテンス)の原因としては最も多いパターンです。
過労やストレス、暴飲暴食、セックスしづらい住宅環境、パートナーへの不満が引き金になるほか、性交中の失敗を女性に指摘されて傷ついたり、子供を作らなければならないというプレッシャーなどが原因となります。
※「シルデナフィル」は、「バイアグラ」のジェネリック医薬品です。
治療はカウンセリングや検査のうえ行います。
ED・インポテンスは、専門医による入念なカウンセリングや検査結果をもとに、多角的治療を行います。
まず男性ホルモンの数値、血管の状態を検査し、睾丸やペニスの形状をしっかり見ます。
そしてED・インポテンスの具体的な症状を知り、原因を追求します。
その上でそれぞれの症状に応じて治療を多角的に行い、短期間での改善を図ります。
ペニスの血管を拡張し強制的に勃起を促す作用がある薬剤を患部に注射する方法です。海綿体に異常がなければ通常5分ほどで勃起し、効果は約2時間持続します。陰茎海綿体注射療法は1982年にフランスの血管外科医によって発見されました。
ペニスの血管を拡張し強制的に勃起を促す作用がある、塩酸パパベリンやプロスタグランジンを陰茎海綿体に注射する方法です。
現在は、副作用が少ないという点でプロスタグランジンE1の注射が広く使われています。
海綿体に異常がなければ通常5分ほどで勃起し、効果は約2時間持続します。
最新の画期的な内服薬です。 これらの薬の働きは、注射法のように血管を拡張し強制勃起させるのではなく、勃起状態を解消させる酵素の働きをカットするというものです。
■国内でのバイアグラの歴史
バイアグラは1998年にアメリカで画期的なED治療薬として販売が開始され、大流行となりました。
その頃は、まだ日本での販売がされておらず、国内では個人輸入でしかバイアグ
ラを手に入れることはできませんでした。
しかし、医師の診察を受けないでバイアグラを使用してしまったことで、事故が多く発生したことが大きな問題にもなりました。
このことから、適正な使用方法の指導が求められるようになったのです。
当院はファイザー製薬の依頼により、国内でのバイアグラの治験に参加致しました。
それ以来25年近くに渡り、国内でのED薬の普及に努めてまいりました。
バイアグラは、医師の診断書を必要とする処方箋薬です。
インポテンス治療に高い効果がありますが、使用方法を間違えると効果が見られないだけでなく、命を落としかねない、取り扱いには充分注意が必要な薬です。
性交の1時間前に服用すると良い効果が現れます。
効果が顕著な方は、およそ70%~80%ですが、個人差があります。
■バイアグラの使用上の注意
1回1錠服用。服用後、24時間の間隔を取ること。
高血圧、心臓疾患の方にはおすすめできません。
重度の低血圧症、心臓病、腎臓病、尿路感染症、貧血、白血病、多発性骨髄腫、過度の肥満、糖尿病、前立腺ガン、前立腺肥大症、肝臓病、腎臓病等の方は医師にご相談ください。
また、ニトログリセリンのような硝酸塩を含んでいるクスリを使用している方には、正常な効果が期待されず、服用は危険ですので不可能です。
副作用として、頭痛、顔面紅潮、鼻づまり、胃の不調、泌尿器感染、下痢、光への敏感さの増大等があります。
※注意!!
バイアグラは店頭販売や通信販売におきまして偽物が出回っています。
また、多少効き目はあってもバイアグラの成分は微量であり、その他の成分は不明で、その副作用も報告されておりますのでご注意下さい。
新薬の「レビトラ」は、薬理作用や効果など、バイアグラとほぼ同じ経口薬ですが、血糖値の影響を、バイアグラより受けにくいという特徴があります。服用の方法・使用上の注意点等も、バイアグラと同様です。
新薬の「シアリス」は、効果が36時間持続するという特徴があります。 薬理作用や服用の方法・使用上の注意等は、バイアグラやレビトラと同様です。
「シルデナフィル」は、バイアグラのジェネリック医薬品(後発医薬品)です。
詳しい服用方法、使用上の注意などは医師の説明に必ず従ってください!
バイアグラ、レビトラ、シアリス、シルデナフィルいずれも、下記の硝酸薬(飲み薬・舌下錠・貼り薬・注射・吸入剤など)を使っている方は、服用できません。
主なニトログリセリンなどの硝酸薬商品名リスト
・アイトロール錠・アイスラール錠・アイロクール錠・亜硝酸アミル・アパティアテープ
・アンタップ/R・イソコロナールRカプセル・イソニトール錠・イソピット・イソモニット錠
・イブステン錠・エスタット錠・L-オーネスゲン錠・カリアント錠・カリアントTPカプセル
・冠動注用ミリスロール・コバインタ-錠・コンスピット錠・サークレス注・サワドールL錠
・サワドールテープ/S・ジアセラL錠・シグマート錠・シグマート注・シグランコ-ト錠
・シドレンテープ・シベラント錠・シルビノ-ル錠・硝酸イソソルビド錠(ツルハラ)
・硝酸イソソルビドテープ「EMEC」・ステンベルガー錠・スレンドミン錠・セラモンテ錠
・ソプレロール錠・タイシロール錠・ニコランジス錠・ニコランタ錠・ニコランマート錠
・ニトソルビド注・ニトプロ注・ニトラステープ・ニトルビン錠・ニトロールRカプセル
・ニトロ-ル錠・ニトロールスプレー・ニトロール注・ニトログリセリン錠山川
・ニトログリセリン注-ACC・ニトロシンパフ・ニトロスロー錠
・ニトロダームTTS・ニトロバイド錠・ニトロフィックス5/10・ニトロペン錠・ニトロラム
・ニプラノール点眼液・ハイパジールコーワ錠・ハイパジールコーワ点眼液・バソレーターRB2.5
・バソレーター注・バソレーターテープ・バソレーター軟膏・フランドル・フランドルテープS
・ペネティISDNテープ・ヘルツァーS・ヘルピニン-Rカプセル・ホクスノールLカプセル
・ミオコールスプレー・ミニトロテープ・ミリステープ・ミリスロール注・ミリスロールテープ
・メズサビド錠S・メディトランステープ・メディトランスニトロ・ラブノールRカプセル
・リファタックL錠・リファタックテープS・リベラステープ
※診察(15分まで)と尿検査は無料です。
■料金は症状、治療法により異りますので、医師にご確認ください。
当クリニックではED(インポテンス)治療にあたり、検査や問診を行ったうえで最適な治療を行っています。
薬の取り扱いに関しても、バイアグラの治験に参加した経験にもとづき、各患者さんに適切な種類、用量を見極め、処方しております。
■バイアグラのジェネリック | 50mg 1錠 990円 |
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25mg 1錠 550円 | |
■東和薬品のバイアグラのジェネリックOD錠 | 50mg 1錠 990円 |
■バイアグラ | 50mg 1錠 1,529円 |
25mg 1錠 1,485円 | |
■レビトラ | 20mg 1錠 1,870円 |
10mg 1錠 1,540円 | |
5mg 1錠 1,430円 | |
■バルデナフィル(レビトラのジェネリック) | 20mg 1錠 1,595円 |
■シアリス | 20mg 1錠 1,870円 |
10mg 1錠 1,650円 | |
■タダラフィル(シアリスのジェネリック) | 20mg 1錠 1,320円 |
■注射法 | 13,200円 |
※クレジットカードによるお支払いが可能です。
UC、DC、VISA、Master、JCB、American Expressをはじめ各種クレジットカードを取り扱っております。
※簡単な審査がありますが、ローンによる支払いが可能です。