包茎治療

仮性包茎の症状と手術方法

仮性包茎とは?

仮性包茎とは、平常時や勃起時にも包皮を簡単にむく事ができる状態で、なおかつ、包皮出口による締め付け感や圧迫感(つっぱり感)なども無い状態のことをいいます。
包皮の余り具合によって、勃起時は亀頭が全て露出する方から、勃起時にも包皮が亀頭をほとんど覆ってしまうくらいの方もいらっしゃいます。

仮性包茎は特に日常生活に不具合を感じなかったり、性行為にも支障が無かったりする場合は、必ずしも手術を受ける必要はありませんので、当院では積極的に手術をお勧めするものではありません。

仮性包茎の方は、普段ほとんどの場面で亀頭が包皮に覆われています。そのために、包皮内に汚れや垢、尿の残りなどが溜まり易くなり、それらに雑菌が繁殖すると恥垢が溜まりやすくなります。恥垢がたまると、当然不衛生になり、不快な匂いや炎症の原因にもなります。その結果、亀頭包皮炎やHIVを含めた性病感染へのリスクも高まると言われています。
仮性包茎の方は、普段から、より清潔を心掛ける必要があります。

性行為での不便としては、包皮の余り具合が多すぎると性行為の際に毛を巻き込んで性器(亀頭など)を傷つけてしまうことがあげられます。また、避妊具(コンドーム)を使用する際に包皮がだぶついてコンドームがずれたり外れ易くなったりすることもあります。

このような不便を感じる方は手術をお考えになった方が良い場合もあります。

その他、仮性包茎の方はペニスの見た目に成熟していない印象があるので他人(特に同性)に見られるのに抵抗があるだとか、加齢によって以前よりも包茎の症状が出てきて、入院時や介護のことを考えると恥ずかしいなどのお悩みをあるようです。精神的なコンプレックスを解消できることも、包茎治療の大きなメリットと考えます。

また、仮性包茎の方は常に亀頭が包皮に覆われていることで敏感になって刺激に弱くなり、早漏症状の原因にもなるともいわれます。

当院では、基本的に仮性包茎の手術は必要ではないというスタンスですが、このように手術で得られるメリットが大きいと判断されるような場合には、手術を行うこともあります。

■仮性包茎の手術で得られるメリット

  1. 次のような状態に当てはまる方は、手術のメリットが大きいと考えられます。
    包皮内を清潔に保てないため、慢性的な匂いや亀頭、包皮の炎症に悩む方。
  2. HIVや性病への感染リスクを少しでも抑えたい方。
  3. 包皮に毛を巻き込んで、亀頭や包皮などが傷つきやすい方。
  4. 性行為の際、コンドームのずれや外れやすさが気になる方。
  5. 他人に見られるのが恥ずかしいという見た目のコンプレックスのため、温泉やサウナなどが堂々と十分に楽しめない方。

■仮性包茎の手術方法

・亀頭下性感帯温存法

治療・手術 お支払い後に手術、治療に入ります。手術時間は30分~50分程度となります。

新宿形成外科では、全ての包茎治療について、男性泌尿器の手術歴20年以上というベテランの岡和樹院長が診察から手術、アフターケアまで一貫して行います。

仮性包茎の手術は「亀頭下性感帯温存法」という術式で行います。多くの方が「性感帯なので残したい」と希望される、小帯(=いわゆる裏スジと呼ばれる部分)を残すようにしつつ余分な包皮を切除するラインを傷が目立ちにくい亀頭直下に配置する術式です。一人一人の異なる状態・形状のペニスに合わせて、熟練の院長が切除ラインをデザインさせていただき、全てハンドメスによる、いわばオーダーメイドの手術を行います。

傷の縫合は、美容外科医が顔の治療にも使う特殊な針を使用して、細かく丁寧に縫うことで傷の治りも早く、傷跡が残りにくい治療を行います。

・通院不要の自然に取れる糸を使用した手術について
当院の仮性包茎手術は、「仕事が忙しいので、通院の手間を省きたい。」、「遠方から何度も通うのは面倒なので、手術日一回だけで治療を完了したい」と仰る方のために、自然に取れる吸収糸を使用して縫合する方法も可能です。抜糸が必要なナイロン糸でも吸収糸でも治療後の状態に違いはありませんのでご安心下さい。吸収糸をご希望の方は、手術当日にお申し出下さい。

※吸収糸使用の場合は、糸代として別途1万1千円(税込み)が加算されます。

当院では術前のご相談から手術まで、院長が一貫して行います。

包茎治療について詳しくは以下URLよりご覧ください。
https://www.s-keisei.jp/houkei/index.html

新宿形成外科院長 岡 和樹

◆院長(治療責任者)
岡 和樹.

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