2021/09/15 包茎
包茎とは亀頭が露出していない状態をいい、主には仮性包茎、嵌頓包茎、真性包茎と種類分けされています。 包茎になる原因の1つとして、包皮の癒着があります。 包皮の癒着とは、亀頭部分と包皮の部分がくっついてしまう事を言います。 包皮の癒着が考えられる原因は主に2つあります。
1、子供のころから全くむけない人
赤ちゃんの頃は基本的に、誰しもが包茎状態ですが、成長するにつれて包皮と亀頭との間が自然にはがれはじめ癒着状態はなくなります。 おおよそ思春期の頃には、自分でむくなどして露茎と言われる状態になります。
しかし、中にはむくことができない人もいます。そういった状態で長年包茎状態にあると亀頭と包皮がくっついてしまいます。
2、亀頭包皮炎を繰り返している人
亀頭包皮炎とは包皮の中にたまった雑菌が原因で炎症が起こっている状態のことを言います。ペニスの清潔状態が悪いと起こりやすくなります。亀頭包皮炎を繰り返していると、亀頭と包皮の皮膚同士がくっついてしまい最終的に癒着状態になってしまう事があります。
基本的に仮性包茎に該当する場合は包茎手術を行う必要はないのですが、亀頭包皮炎を繰り返すような人は放っておくと癒着が進み 最悪の場合には嵌頓包茎や真性包茎になってしまうことも考えられます。 症状に該当する場合や心当たりがある場合には、早めに専門の医院での診察や処置を受けることをお勧めします。
記事監修:新宿形成外科院長 岡 和樹
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