包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

■□意外と誤解されやすい、カントン型包茎のまとめ

2013/11/07 包茎

今回は、カントン型包茎についてのまとめです。 当院のホームページにも、詳しい説明がありますが、包茎には大きく分けて、下記の3つの症状があります。 1・仮性包茎 2・真性包茎 3・カントン型包茎 まず、仮性包茎については、包皮を簡単に剥く事ができ、その状態で勃起しても痛みや締め付けが無く、性行為に支障が無い場合には、必ずしも手術を受ける必要はありません。 当院に相談に来た患者さんでも、このような説明を受けて安心し、手術をしないでお帰りになる方もいらっしゃいます。 ただ、通常時は包皮が亀頭を覆っているために、包皮の中が不潔になり易いので、匂いの問題や、包皮炎や亀頭炎、性病にかかるリスク等がやや高まります。 また、一般的に包茎は未成熟なイメージで印象が悪く、銭湯やサウナに行った時に同僚に見られるのが嫌であったり、彼女に対して恥ずかしい等という理由から、手術を受ける方が多いのも事実です。 次に真性包茎ですが、こちらは亀頭が全く露出できないので、性行為自体が出来ないので手術を強く推奨します。 治療には保険が適用されますが、美容的な観点から、当院のような自由診療の医院で手術を希望される方も多いです。 さて、最後のカントン型包茎ですが、これを仮性包茎と真性包茎の間の状態だと勘違いしている方もいるようです。 これは間違いで、実際は全く状態が違います。 また、ネットの情報等を見ると、勃起時に締め付けがある包茎をカントン型包茎という、などと書いてあるところもあり、そのためか、カントン=締め付けと思っている方もいらっしゃいますが、これも間違いです。 「カントン」を漢字で書くと「嵌頓」となります。 難しい漢字ですが、そもそもは「腸などの内臓が腹壁から飛び出して元に戻らなくなる」という意味です。 いわゆる、ヘルニア、脱腸という状態を指します。 つまり「カントン型包茎」を詳しく説明すると、「包皮の出口が狭いために、包皮から出て勃起した亀頭が締め付けられて、元に戻れなくなってしまう状態」の包茎ということになるのですね。 実際に、カントン型の包茎でも、勃起時に軽い締め付けを感じるだけの方や、勃起が治まると自然に元の状態に戻れる方もいます。 これは比較的経度~中程度のカントン型包茎といえます。 ただ、痛みがあったり包皮が裂けたりするなど、性行為に際して良くない症状を起こすことも十分考えられますので、軽い症状でも、できれば手術をした方が良いと思います。 重度のカントン型包茎の場合には、包皮から飛び出た亀頭に血液等が溜まったまま解放されなくなり、自然に戻る事ができなくなります。 その際、膨れ上がった亀頭には強い痛みがおこり、包皮も裂けたりします。 そればかりでなく、長時間その状態が続けば、最悪の場合は組織の壊死も起こる可能性があります。 このような状態になったら、すぐに病院に行って適切な治療を受けなければなりません。 事前に適切な包茎治療を受けておくことは、正しい選択です。 当院では包茎手術に関するご相談を無料で行っております。 もし気になることがあったら、まずは、お気軽にお問い合わせ下さい。 記事監修 新宿形成外科院長:岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

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