2023/09/09 性病
ここ数年の性感染症(性病)の増加率が異常な程に高くなっています。
コロナ禍が終息し、規制が解除されたあたりから、更に増加傾向にあります。 NHKの記事や国立感染症研究所の調べによると特に増加傾向にあるのは梅毒で、続いてクラミジアになります。 また、クラミジアとコンジローマは、感染者数がここ10年で最も多くなったことがわかっています。
かかった病気により症状は異なります。 コンジローマはまだ症状としてわかりやすいケースが多いですが、梅毒やクラミジアは気づかないケースも多くあります。 クラミジアは様々なところに症状が出ることが考えられます。 性器クラミジアの場合、男性の方は尿道痛やかゆみなどで気づく場合がありますが、 女性の場合は自覚症状がでないことが多く、知らずに他人に感染させてしまう恐れがあります。 梅毒の場合は、症状が段階的に進行していきます。 感染の初期は症状がでても、数日から数週間程度で治まるために、梅毒の事を詳しく知らないと完治したと勘違いする可能性があります。
性感染症(性病)は、たとえ症状が治まっても自然治癒することはありません。 梅毒であれば、ネットで検査キットが比較的安く購入できます。 また、最近では梅毒の感染状況がその場ですぐにわかる検査キットが市販されました。ネットで6千円程度の価格なので比較的安く検査をすることができます。 すぐに結果がわかるキットは研究用の検査キットという事で、どうしても正確さは薄れてしまいますが、 以前に梅毒の初期症状が出ていたかもしれないという方はこういった検査キットで、自己判断をしてみても良いかもしれません。 検査キットの結果が陽性になった方はもちろん、陰性の場合でも心配だと思う方は泌尿器科や性病科等で診察や検査を受けることをおすすめします。
参考URL:https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230703e.html
参考URL:https://www.niid.go.jp/niid/ja/