包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

包茎手術を受けたのに包皮を被っているのは失敗?

2023/10/26 包茎

 「包茎手術を受けたのに、まだ皮を被っている。これは手術の失敗なのか」というお問合せをいただくことがあります。これは包茎手術の失敗になるのでしょうか?

 包茎手術の場合には、ペニスの包皮を勃起時の長さに合わせた適正な長さで包皮を残し、余った包皮を切除する必要があります。むしろ、包茎手術の失敗の多くは、この判断を誤って包皮を切り過ぎてしまうことにあります。通常時の大きさに合わせて包皮を切り過ぎてしまうと、勃起時に皮がつっぱって痛みが出てしまったり、短くなった包皮に引っ張られてペニスが曲がってしまったりなどというトラブルが起こります。

 だからといって、手術前にペニスを勃起させて、正しい包皮の長さを実測する必要はありません。平常な状態でも、手術を行う医師に豊富な経験があれば、事前の診察時に正確な切除の長さを導き出すことが可能です。この点が、熟練した医師とそうでない医師の差になります。

 男性なら皆さんお分かりだと思いますが、勃起時と通常時のペニスの長さはかなり変わります。
また、冬の寒い時期にはペニスは縮んでしまうこともあり、普段は剥けていても場合によっては皮を被ることもあります。その為、状況によっては亀頭がほとんど隠れてしまう位に皮が被る事もありますが、これも、手術の失敗ではありません。

 当院では、包茎治療に限らず、全ての手術前には、必ず院長から治療方法や効果に関する説明を行いますから、包茎手術の後にもこのような質問はほとんどありません。やはり、しっかりと包茎治療に対する理解を持っていただき、より良い結果を得るためには、執刀する医師による事前の診察と説明は大変重要なことです。

 ただ、本来はあってはならないことですが、他院様での包茎手術の失敗例というのもあり、時に包茎手術後の修正のご相談を受けることもあります。その中でも特に多いのは縫合の跡がひどく目立ってしまっているケースです。包茎手術後に目立ってしまった傷跡も、修正手術によってキレイにして目立ちにくくする事が可能なケースもあります。また、包茎手術の痕からくっきりとツートンカラーになってしまったものも、特殊な色素を入れる治療で改善できる場合もあります。このような状態でお悩みの場合は、ぜひ一度、当院までご相談下さい。

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