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ED治療薬で健康の維持ができる?

2024/02/14 ED

 バイアグラなどの勃起不全治療薬は、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる可能性があることが2月7日に発表された新たな研究で明らかになりました。

 学術誌「Neurology」に掲載された研究によると、勃起不全治療薬を処方された被験者は、処方されなかった被験者に比べて、アルツハイマー病と診断される可能性が18%低い結果になりました。
勃起不全治療薬の成分の一部は、脳への血流を増加させ、脳を構成する神経細胞が脳内で消費するエネルギー量を減少させることにより、脳の健康を改善する効果を持つとされています。
こういった効果により、研究チームは、勃起不全治療薬がアルツハイマー病のリスクを低下させると考えています。
また、米国立老化研究所が支援した2021年の研究でも、糖尿病や高血圧を患う高齢男性のアルツハイマー病の発症リスクを、バイアグラが69%低下させたことが指摘されていました。

 現在までの研究結果では、必ずしも勃起不全治療薬を服用した方が良いということではないです。しかし、病は気からというわけではないですが、いくつ年齢を重ねても、性行為やその治療薬に関心を持ったほうが健康状態を維持できるのかもしれません。

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