包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

■□ED治療薬で前立腺がんのリスクが低下

2014/09/04 ED

ED治療薬としてPDE5阻害薬を使用している人は、前立腺がんの発症リスクが低いということが、アメリカの研究機関によって発表されました。 これはED治療に使われるPDE5阻害薬を投与したグループと、治療を受けなかったグループとを比較検証したものです。 やや専門的な解説になりますが、PDE5阻害薬(ホスホジエステラーゼ5阻害薬(phosphodiesterase 5 inhibitor)とは、血液循環の促進と、サイクリックGMPを分解する酵素の働きを抑制する事で血液の低酸素状態を改善する作用がある薬です。 その結果として、陰茎を勃起させる効果が認められ、ED治療薬として使われるようになりました。 PDE5阻害薬にはいくつかの種類が有りますが、バイアグラ(有効成分:シルデナフィル)、 レビトラ(バルデナフィル)、 シアリス(タダラフィル)等の、いわば代表的なED治療薬は、全てこのPDE5阻害薬にあたります。 さて、この発表によるとPDE5阻害薬を投与されたグループでは、前立腺がんの発症率が約6%ほども低く、また、前立腺特異抗原因子の上昇率では約3%ほど低くなったという、明らかな差が見られたとのことです。 PDE5阻害薬の、血液の循環を良くする作用や血中の酸素濃度を改善させる効果が、前立腺がんの発症に対しても良い効果が有ると考えられています。 前立腺がんのリスク低下以外にも、ED(勃起不全)治療薬には様々な効果が期待できると言われています。 欧米ではすでに、ED治療薬のシアリスを定期的に服用することで、血管全体の若返り(アンチエイジング)や動脈硬化の予防にに効果的だということで、ED患者以外の方も使用しているそうです。 まだ日本では認可されていませんので、推奨はできませんが、いずれこのような効果が国内でも認められることになるかもしれません。 記事監修 新宿形成外科院長:岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

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