2016/10/15 ED
バイアグラの開発メーカーである、ファイザー製薬から、新しい形の“バイアグラ”が発売されることになりました。 名称は「バイアグラＯＤフィルム」といいます。 国内で販売されるのは、従来と同様に有効成分のシルデナフィルが２５ｍｇ入っているものと５０ｍｇの２種類となります。 ２０１６年９月１日に製造承認を取得。 一般への発売は今月１０月２１日からの見込みです。 今回の薬の特徴は、パッケージにも記載されている「ＯＤ」と「フィルム」というのがキーワードです。 水無しで飲めるＯＤ錠は、すでにバイアグラのジェネリック品を製造している東和薬品から発売されていますが、今回はさらに携帯性に優れたフィルム状にしたところが特徴的です。 「いざという時の為に、財布の中には常にバイアグラを忍ばせて持ち歩いていた」という方も多いと思います。 後発医薬品の東和薬品の「ＯＤ錠」は水無しで服用でき、さらに服用する時間（タイミング）の自由度が上がりました。 しかし、口内で溶けやすくするために、錠剤自体が従来のものよりも２周り程大きくなってしまい、やや、かさばる印象は否めませんでした。 今回、ファイザー製薬から発売されたものは、この難点を解消したもの。 薬自体が薄いフィルム状なので、当然パッケージも薄くしなやかです。 財布の中で、パッケージから大事な錠剤が飛び出てしまっていた！ということもほとんど無くなるでしょう。 サイズが気になりますが、５０ｍｇフィルムで約６．５×４．５cｍ程の大きさです。 （ちなみに、薬自体のサイズは、３．２×２．４ｃｍとのこと。） 例えるなら、名刺のおよそ半分くらいといったパッケージですから、財布のカード入れの部分にも充分収まるサイズです。 価格に関しては、まだ正式な発表がありませんが、関係者の間では、従来の錠剤と同じくらいという話が流れています。 詳細が分かりましたら、またこのブログでもお知らせします。 記事監修 新宿形成外科院長：岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html